■お知らせ■

 

●気軽にアートを楽しむために参加者が日程を決めてお申込み頂く1day講座に変更させて頂きました。

●希望の日時で承ります。

 

お申込みは、2名様からお願いいたします。

 

お申込みをお待ちしております。

 

実施作品等、各ページを ご参照ください。

  

お申込み*

各ページ欄から、お願い申し上げます。

       

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臨床美術(クリニカルアート)とは

臨床美術は、独自のアートプログラムに沿って創作活動を行うことにより脳が活性化し、認知症の症状が改善されることを目的として開発されました。臨床美術の実施においては、臨床美術士が一人ひとりの参加者にそった働きかけをすることで、その人の意欲と潜在能力を引き出していきます。
1996年に医者・美術家・ファミリーケア・アドバイザーがチームとなって実践研究をスタートさせた臨床美術は、医療・美術・福祉の壁を越えたアプローチが特徴で、アートセラピーの先進国にも例を見ない先駆的な取り組みであり、認知症の症状改善を目標として始まりました。

 現在では、多方面で取り入れられています。

  • 介護予防事業など認知症の予防
  • 小学校の授業「総合的な学習の時間」
  • 社会人向けのメンタルヘルスケア 

 

臨床美術の特徴

臨床美術は主に、認知症高齢者・MCI(いわゆる前認知症の人)・心に問題を抱えた子ども・発達が気になる子ども・多忙なビジネスマン、を対象に実施されています。

認知症の臨床においては、

  1. 医師による診断
  2. 臨床美術士による認知症予防として、また抑止の為の芸術活動
  3. ファミリーケア・アドバイザーによる介護者への精神的支援

この3柱を包括的ケアとして確立しています。

この医療・美術・福祉の壁を越えたアプローチが臨床美術の特色であり、アートセラピーの先進国にも例を見ない、先駆的な取り組みです。

 

臨床美術と脳の活性化

脳の活性化には、視覚的、直感的な作業や芸術活動が効果的だということも知られています。しかし、ただ絵を描けば脳が活性化するわけではありません。
偉大な美術家の中には「創作する際に普段とはちがうものの見方をする」と言う人がいます。これを脳科学を用いて理論付けたのがBetty Edwards(米)の研究です。
Betty Edwardsは、「ほとんどの人は左脳を使って絵を描いている」「右脳を使って描かせることにより才能とは関係なく、急速に絵が描ける」と説明しています。
臨床美術はこの理論を取り入れ、さらに五感を刺激し、感じる事によって美術表現が可能になることを実践しています。

 

(以上:日本臨床美術協会のホームページより)右のバナーをクリックすればjumpします。